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Chef'sおしゃれスープトーク 世界の食卓 のぞき見隊 アメリカ・カリフォルニア編 今月のゲスト 岩谷雄介さん


さて今回、カリフォルニアの食生活をご紹介くださるのは、現在ウェブプロデューサーとして活躍されている岩谷雄介さん、31歳です。岩谷さんは1999年の9月から約3年半、英語とデザインの勉強のためアメリカに渡り、カリフォルニアのサンディエゴとロサンゼルスにお住まいだったそう。海から30歩という、とてもとても恵まれた生活をしていた岩谷さん、お食事の方はいかがだったのかしら?!
第21回イメージ写真

タコス、ブリトー。メキシカン料理は美味しかった!

タコスイメージ
岩 谷 僕は自炊中心の食生活でしたから、和食、中華、パスタ、韓国料理、アメリカ料理といろいろ作ってましたよ。特にロサンゼルスは‘人種のるつぼ’と呼ばれ、世界中から人が集まってくる地域。だから食材も比較的安価で手に入ります。各国の友人同士でいろいろレシピ交換をしたり、お国自慢料理を持ちこんでホームパーティーをしたりしました。
浅 川 日本はこのところ外国人居住者が多くなったとはいえ、基本的には島国ですからね。圧倒的に日本人が多いけれど、ヨーロッパやアメリカは本当に多国籍です。僕が住んでいたフランスは、アフリカ人が多い地域。アフリカはフランスの植民地だったという歴史があるからね。

岩 谷 僕のいたサンディエゴ、ロサンゼルスはメキシコに近いから、メキシコ料理がどこに行っても食べられました。代表的な料理はタコスやブリトー。小麦粉やトウモロコシでできたトルティアという生地で、ビーンズやライス、サルサ、チキン、牛肉などを包んで食べます。僕も気に入って、良く食べましたね。日本でもポピュラーでしょ?
浅 川 アメリカは昔からメキシコ料理が多いですよね。メキシコ料理のレストランチェーンも多いな。日本にはメキシコ料理店はあまり根付いていませんね。料理としてのタコスやブリトーはポピュラーはファーストフード・ファミリーレストランで見かける様になりましたが…。
高 木 メキシコ料理は、比較的野菜も多く食べられてヘルシーな感覚。メキシコを生産地とするアボガドは、今や女性に大変人気の食材になりましたね。ちょっとカロリーは高いけれど、栄養価はバツグン、私も大好きです!アボガドが一般的になってきたこれからが、メキシコ料理の出番かもしれませんね

ブリトー&オルチャータが、僕のお気に入り。
岩 谷 ボクはブリトーをほぼ毎日食べていました。飲みものは‘HORCHATA(オルチャータ)’と呼ばれるお米で作った甘いさっぱりとしたジュースを一緒に飲んでいました。
高 木 オルチャータって、元々アラブの世界から伝えられ、スペインのバレンシア地方の名物となった、植物の球根から作る豆乳のような飲みものですよね。メキシコでは米・牛乳・シナモンを使って、それに近い味を出しているそうですよ。
岩 谷 味はこってりとしているのだけれど、後味はさっぱり。そしてほんのりとシナモンの香りがいいっす。甘味も、日本人には初め結構甘過ぎると思うかもしれないけれど、だんだん癖になります。メキシカンのファーストフード店には必ずある、定番の飲みものですよ。庶民の味かな?
オルチャータイメージ

質より量!かなり大量!そして日本人は太る。
岩 谷 アメリカは、クッキーとか甘いものは美味しかったですよ。あと、果物!安くて、新鮮で、大きくて。オレンジ、ピーチ、マンゴー、プラム…果物はなんでも安くて美味しかったな〜。
高 木 フランスでも、果物は安くて美味しいけれど、同じような値段なのかしら?
浅 川 いや、アメリカの果物はすっごく安いんですよ。フランスよりはるかに安いんじゃないかな。何しろ土地も広大だし、採れる量も半端じゃないんでしょ。日本人としては、羨ましい限りだよね。
岩 谷 土地が広いと、家も広い!スペースがあるので、一般家庭でもオープンエアーで食事をすることが多いんですよ、雨もあまり降らない地域ですし。きれいな真っ青な空を見ながら食事をするのが最高でした!食に対するこだわりはあまりないけれど、大自然の中で気持ち良く食べる食事、これはカリフォルニアならではでしたね。

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