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第10回おしゃれスープトーク

  ポロねぎって名前、とってもカワイイ。でも使い方にはコツがある!? image
高木
そうそう、ポロねぎ。名前がかわいくって気になる野菜です。この名前のレストランが確か青山にあったと思います。でも、どうしてポロねぎなの?
浅川
フランス語ではポワローと言います。『ポワローねぎ』が『ポロねぎ』になったんじゃないかな。
高木
ふむふむ。ポロねぎって、日本の下仁田ねぎのような形ですよね。味や特性も似ているのかしら?
浅川 野性味があるというところは似ています。でも、ポロねぎは固いから、生では食べられません。下仁田ねぎは火を入れるとすぐに柔らかくなるけれど、ポロねぎは炒めて煮る、という調理法が基本です。炒めるときには色はつけずにね。
高木 確か、ミネストローネにもポロねぎが入っていますよね。キャンベルスープのミネストローネに、ポロねぎだけ加えてもイイかも!手作り感がアップするワ!
浅川 短冊切りにして炒めて、クリームで味を加えて肉料理、魚料理の下に敷くと、家庭料理がレストランの味になりますよ。味つけにはキャンベルスープのクリームマッシュルームが最適です。クリームマッシュルームはプロも使う、キャンベル自慢の万能ソースです。
高木 輸入野菜とキャンベルのスープで、料理上手の演出も万全ですね!週末はさっそくお友達を招いて、ホームパーティーを開こうかな。

スープフェチこぼれ話
アンディーブとチコリの謎
今回本文でご紹介した、ベルギーを代表する人気野菜のアンディーブ。名前を聞いて「あれっ、チコリとアンディーブって同じモノでは?」とお思いになった方はいらっしゃいませんか?
そう、アンディーブとチコリは、日本では同じ野菜を指します。正確に言うとフランスではアンディーブ、アメリカではチコリと呼ばれています。昔々、アンディーブが海を渡ってアメリカに着いた時、アメリカのお役人がはじめて見たアンディーブを『チコリフリゼ』という別の野菜と間違えて、この野菜を『チコリ』と呼ぶようになります。日本の役所はアメリカの呼び方を採用したので、アメリカ名の『チコリ』が広まった。しかし最近は、産地であるヨーロッパでの呼び名を採用する人が増えた。これが、『アンディーブとチコリの謎』です。
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ちなみに本場のベルギーでは、この野菜をまた別の名前で呼んでいます。ベルギーのフランス語圏では『シコン』と呼ばれることが多く、オランダ語圏では『ウィットリーフ』と呼ぶそうです。名前から国際関係が垣間見える、オモシロイ野菜。それがアンディーブなんですね。

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