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第9回おしゃれスープトーク

Cheese Collection

ゴルゴンゾーラ イラスト
ゴルゴンゾーラ:イタリア


カマンベール イラスト
カマンベール:フランス
チーズは生きている。だからフランスでは、冷蔵庫に入れちゃNon,Non!

高木
カマンベールを良く買うんですけれど、一人暮らしの私ではなかなか食べきれません。お料理に使ういい方法はありませんか?
浅川
サラダに入れたらどうでしょう。カマンベールをフライパンで温めてサラダに乗せてもいいし、冷たい上からニンニクと黒胡椒を入リの温めたオリーブ油をじゅっとかけても美味しいですよ。
高木
これで使い切らずに捨てることは無くなりそうだわ!パルミジャーノ・レッジャーノなどはどうでしょう?
浅川
おっ、高木さん。『パルミジャーノ』と呼ぶなんて、さすが本格的ですね。昔はみんな『パルメザンチーズ』と呼んでいましたが、最近は正式名称のイタリア語読みで呼ぶようになりましたね。
高木
そうなんですか!そういえば粉チーズの表示にも『パルメザン』と書いてありますね。これはどんな風に使ったら?
浅川
塩気が強いから、味付けのポイントになります。薄切りにして生肉のカルパッチョの上に乗せていただくとか、サラダの上でもOKですね。食感も独特で楽しいですね。
高木
最近良く見かけるようになった『ブルーチーズ』なんかはどうでしょう?かなりのクセとにおいがありますよね。
浅川
青かびのチーズはまさに万能選手ですよ。チーズの発酵臭や青かびの風味に馴れていない人はちょっと苦手かもしれませんが、これは本当に美味しいチーズです。使い方はそのまま食べてもいいし、料理のソースにしてもいい。温めて生クリームを入れてパスタのソースにしたり、お肉のソースにしたり。キャンベルのクリームマッシュルームにゴルゴンゾーラを少し加えたパスタソースは美味しいですよ。風味の生きているモノ同士ですからね!
高木
私もフランスで人気の『ブルサンのハーブ&ガーリック』を使って、チーズリゾットを作ったりします。コンソメにブルサンを入れて、ごはんを入れるという、いたってカンタンなものですが(笑)。ところで浅川さん、チーズってどれくらい保存がきくんでしょう?
浅川
まず、必ず美味しく食べられる目安は賞味期限から1〜2週間くらいまででしょうか。もちろん保存状態によりますから、匂いを嗅いだりちょっとかじったりして、自分の舌で確かめて。そういえばフランスでは、チーズは冷蔵庫に入れないんですよ。
高木
確かにマルシェでは、外で売っていますものね。ガラスのケースに様々なものが入っている。
浅川
フランスは湿度が低いですから、家庭では風通しの良い所で常温で保存します。チーズは発酵食品で日々成長しますから、冷蔵庫に入れると発酵が止まってしまうんですね。ただ、湿度の高い日本ではやはり、冷蔵庫に入れた方がいいと思います。いずれにしても熟成度合いによって美味しさが違うから、上手く保存して、段階別の味を楽しんでください。

スープフェチこぼれ話
カマンベール イラスト カマンベールをもっと美味しく食べよう!
日本人にもっとも人気のあるチーズのひとつ、カマンベール。冷蔵庫から出して、そのまま食べてはいませんか?もしもそうだったら、それは本当のカマンベールの美味しさではないかも!?
浅川シェフが伝授、カマンベールの美味しさを本当に味わえる3つのポイントです!
1.食べる2〜3時間前には、

2.美味しさの目安は、

切り口の真ん中あたりが白っぽくなっていたら
浅川シェフ イラスト

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