| HOME | 会社概要 | メール会員募集中 | お問い合わせ・ご意見 |
第6回 おしゃれスープトーク
第6回イメージ図
おしゃれスープトークでは
カフェごはん編
カップ
好評をいただいている、おしゃれスープトーク。6回目となった今回は、ここ2〜3年、巷で大流行の『カフェごはん』がいよいよ登場です(待ってました!)。 お話をしてくれるのは、もうおなじみになったお二人、キャンベルのダンディシェフ・浅川秀樹さんと、フランス通のフードスタイリスト・高木博子さん。年末年始も大忙しだったとおっしゃる人気者のお二人の『家庭でカフェごはんを楽しもう!』宣言。「今まで忙しくってなかなか行けなかったか近寄りがたいの…」なんておっしゃるあなたへのビッグプレゼントです!今日からあなたのお家の食卓が、オリジナルなカフェに大変身、かも!? さあ、急いで急いで、はじまりますよー。
罫
浅川秀樹…フレンチのシェフを10年努め、探究のため単身渡欧し2年後帰国。帰国後、輸入食品メーカーを経て、現在キャンベルジャパン(株)で業務用スープのビジネスマネージャーに至る。一流シェフとの交流も多数。

高木ひろ子…いろいろな国のスープを食べ歩くのが趣味のフードスタイリスト。TVの料理番組、女性誌などで幅広く活躍中。

カフェごはんって、え〜っ、新しい和食の形なの?!
高木
私、昨年の年末に久しぶりにパリに行ってきました。
浅川
ほー、パリですか、いいですねえ。パリは今回のテーマ、カフェの本場ですから、高木さんのおもしろい話が聞けそうですね。
高木
ええ、カフェといえばパリですものね。パリジャン、パリジェンヌにとって、カフェは切っても切れない存在。お買い物をすればカフェでひと休み、お友達とおしゃべりならカフェ、家族とブランチをカフェで…と、フランスの人にとって、カフェは日常になくてはならないもののようですね。
浅川
そうそう。日本でもここ数年、若者を中心にカフェが大流行をしているようだけれど、フランスのカフェとはまた一味違うでしょう。高木さん、フランスに行かれて、どうでしたか?
高木
ええ、『日常と離れた場所で、空気感・雰囲気を楽しむ場所』といった感じは共通しているけれど…。
浅川
店のスタイルも、出てくる料理も、フランスとは全く違いますよね。だからひとことで「カフェ」と言われても、どういうカフェか、詳しく聞かないと分からないものね。軒数がどんどん増えてきたのと同時に、1店で扱うお料理にしても内装にしても、国もスタイルも料理もごった煮、つまり『何でもあり』的な感覚が強くなってきました。今までの料理店は、『フレンチ』や『イタリアン』など、出される料理のスタイルは一貫されていたけれど、日本の今のカフェでは、和食と洋食とアジアンが同じ皿にのっていたりする。これがミスマッチ、なかなかオシャレに映るんですね。気軽に何でも食べられて、高くなくてオシャレ。それが日本のカフェであり、カフェごはんですっ!(と、言切る浅川さん)
高木
でも、『なんでもあり』って、『なんでもOK』ってことでもあるから、みんなが最も取り入れやすいってことですよね!
浅川
そうそう、落ち着いた店も、ファーストフードも、オシャレな店もなんでも『カフェ』と言えるということは、家庭の食事も簡単にカフェごはんになるということ。(またまた胸を張って言切る浅川さん!)
高木
それってすごい!浅川風カフェ理論だ!今まであったものを、どうオシャレに組み合わせるか、盛り付けるか、ちょっぴり工夫すれば、家庭がいつでもカフェに大変身ってわけですね!
浅川風 カフェ理論
浅川氏イラスト 和・洋・亜・仏・伊
New Japanese Eating Style

ママの食卓センスアップ講座
ワンプレートディッシュでカフェごはん
カフェごはんイラスト
カフェごはんイラスト
高木
では浅川さん、実際におうちでカフェごはんの実践編に移りましょ!
浅川
そうですね、例えばワンプレートの食事などが、家庭に一番取り入れやすいんじゃないかな。
高木
そうそう、ワンプレートディッシュって盛りだくさん感がいいんですよね。満足感がある。今の日本のカフェに最も多いスタイルですね。
浅川
ワンプレート皿って、どこで手に入れられるかな、高木さん?
高木
代官山や自由が丘などのおしゃれな雑貨屋さんはもちろんですが、近ごろは、ちょっとおしゃれになったスーパーの食器売場などでも見かけるようになりましたよ。近所の雑貨屋さんなども覗いてみると、案外扱っているかも。安いものなら500円台で買えると思いますよ。
浅川
例えば、前日の晩ごはんのきんぴらとポテトサラダに、オムレツやチキンのソテーと生野菜を組み合わせたりする。これをひとつの皿にキレイに盛り付ければ、その家庭だけの、オリジナルなカフェごはんの出来上がりです。

高木
これにカワイイカップに入れたスープをつければ、さらにオシャレ度はアップですね。
浅川
そうそう、スープは料理のランクをワンラクク上げる、重要なポイントですよ!欠かせませんね。
高木
カフェごはんのスープといえば、私はやっぱりクラムチャウダーかなあ…。
浅川
ワンプレートにいろいろなものを少しずつ、一緒の皿に美しく盛り付ける。のせる料理の組み合わせを変えれば、いくらでもアレンジがききますね。
高木
うわー、まるで洋風幕の内みたいで楽しいっ。
浅川
それから、もうひとつ便利なものを紹介しましょう。ココットの小皿、あれをたくさん用意して、いろいろなお惣菜を入れる。いくつも揃えると、それだけで華やかで楽しい食卓になりますよ。
高木
東京や地方でいろんなカフェを見てきましたけれど、それぞれが独自の組み合わせを工夫したり、盛り付けを工夫したり、「あっ!」といわせるものを生み出して競い合っているんですね。
浅川
そうそう、家庭の食卓がいつものテーブルになるかカフェになるかは、ちょっとした工夫しだい。
高木
日本中の家庭にぜひ、カフェごはんを取り入れて欲しいですね。
浅川
今の日本は不況だし、楽しい食卓になれば、だんなさんもますます早く帰ってきますよ(笑)。
高木
次回のおしゃれスープトークは、いよいよカフェごはん料理、実践編と行きましょう。みなさま、乞うご期待!

カフェスタイルにとって重要な存在・スープ
売上人気TOP3浅川さんのオススメスープ TOP3
★人気とは比例しない、意外なアイテムが勢ぞろ いの浅川ランキング。
「えーっ、コーンより、ミネストローネより、オススメのアイテムがあったの〜!?」というわけで、浅川さんオススメスープ「クリームマッシュルーム」と「トマト」のをつかったカフェごはんお料理実践編が次回のコラムに登場。お楽しみにね〜。

| back number |