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image おしゃれスープトーク、2年目に突入です!
もうお馴染みになった浅川シェフ&スタイリストの高木さんの対談『おしゃれスープトーク』。みなさまからの人気にお応えして、更にチャームアップした内容にしますよ。うわー、楽しみだわっ。あれっ、そろそろ聞こえてきたようですよ、楽しいおふたりのお話しが!さっ、みなさま、準備はいいかな〜。Let's Go!
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浅川秀樹…フレンチのシェフを10年努め、探究のため単身渡欧し2年後帰国。帰国後、輸入食品メーカーを経て、現在キャンベルジャパン(株)で業務用スープのビジネスマネージャーに至る。一流シェフとの交流も多数。

高木ひろ子…いろいろな国のスープを食べ歩くのが趣味のフードスタイリスト。TVの料理番組、女性誌などで幅広く活躍中。


家庭とレストランの味がどう違うのか、興味があったあの頃・・。
高木
「早いものでおしゃれスープトークも2年目に入りましたね。すごいすごい!祝2年目!!」
浅川
「どうやらこのコラム、とっても人気だったようですよ。みなさん、ご愛読ありがとうございました。さて、これからはどんなお話をしていきましょうか、高木さん。」
高木
「ふふふ。そう思って今日は本を1冊、持ってきました。小学館文庫から出ている『パリっ子16人のおばんざい』という本です。」
浅川
「ほーっ。パリの本ですか。(と、ぱらぱらと本を捲る浅川さん)パリの人たちの普段の食事のレシピ本ですね。」
高木
「そう!わたしネ、『普通の料理』というものにとっても興味があるんです。大好きなフランスでも'レストラン'よりも'ビストロ'が好き。装ったものよりも普段のカジュアルが好きなんです。普通の人が普段何を食べているのかとても興味があって。そういうことを書いてある本を見つけると、思わず手にとって、すぐに買ってしまうんですよ。こうして集まっていった本が家に何冊もありますよ!修道院のレシピとか、パリのお昼ごはんとか。」
高木
そういえば僕も外国でシェフとして働いていた若い頃、外食と内食、つまり家庭での食事とレストランでの味がどう違うのか、とても興味があったなあ。それを知るためには実際に外国人の家庭に入り込むのがイチバン、と、かなり作戦を練っていたなあ、そういえば。あの頃は若くて図々しかったから、知り合った人の家を泊まり歩くとかね。(笑)
浅川
えーっ、そんなことがあったんですか!すごい、浅川さん!ほんとうですか!?
高木
「いま考えると無謀ですけどね、はっはっはっ!スイスのモントルーで働いている時にパリに初めて旅をした時にも、初対面の人の家に泊めてもらったよ。高校の体育の先生の家だった。スイスのモントルーの知人の紹介だったんだけれど、突然訪ねていったのにもかかわらず、何事もなくすんなりと泊めてくれたんです。外国はその辺がとてもオープンですよね。日本とは住宅事情も違うしね、日本は物理的に狭いから。それに、外国はさまざまな人種が入り乱れているから、日本と比較すると他人が入ってくることにも違和感がないんでしょう。文化が違うんですね。

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フランスの家庭でのすてきな食卓
高木
で、どうでした?外国の普通の家庭のお食事や家の中は。
浅川
夕ごはんがコースで出てきましたよ!オードブルから始まって、スープ、魚、肉とね。
高木
さすがフランス!すてきだわ(ハートマーク)。映画のシーンに登場する夕食場面でも、テーブルの上にはキレイなランチョンマットときちんと揃ったナイフ&フォークがありますもの。質素な中にセンスが光っている感じ。やっぱりおしゃれなんだわ!
浅川
「そういえば、スイスでは調理人の昼ごはんもコースでしたよ。」
高木
「まあ、スイスでも!素敵だわ。ところで盛り付けはどうなんですか?」
浅川
「大皿の盛り付けが多いですね。キレイな絵皿に美しく盛り付けてどーんとテーブルに出し、まずは見て楽しんで、その後みんなで取り分けるスタイルが多かったですね。」
高木
「私も以前、フランスに行ったときに素敵だな、と思ったことがありました。知人の紹介でフランスのマダムに夕食にご招待されたときのことです。子供がふたりいる、本当に普通の家庭なんですけれど、まずはソファでアペリティフ(食前酒)とオードブルを楽しんでから食事に移ったんです。素敵だなあと思いました。オードブルといってもトマトファルシーなどの簡単なものなんですけどね。」


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浅川
「oeufマヨネーズとかね、簡単に作れて冷やして保存ができる、見た目にもおしゃれな前菜のレシピがいろいろあるんですよ。」
高木
「雰囲気作りが上手いんですよね、とっても。おもてなし上手なんですね。」
浅川
「オモシロイ、面白い。いいですね、外国の家庭食卓事情。昔も今も、僕はとても興味があるな。」
高木
「でしょ、浅川さん!いろいろな国のいろいろな家の中、知りたい、見てみたいわ!!」
浅川
「じゃあ、これで決まり!2年目は、世界のお宅拝見と行きましょう。まずは僕と高木さんにゆかりのフランスから始めましょうか。みなさん、お楽しみに。」
高木
「そしてこれからも、どうぞよろしくでーす!」

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