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第11回 おしゃれスープトーク
第11回イメージイラスト
おしゃれスープトークでは
輸入食材ーパッケージ編
キャンベルのカリスマ料理人・浅川秀樹氏と、女性誌やTVで活躍中のフードスタイリスト・高木博子さんのお二人による輸入食材談義。次々と飛び出す豊富な知識、とっておきのアイディアでネタが尽きません…。というわけで、今回も開催『輸入食材を楽しもう!』第3弾です!
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浅川秀樹…フレンチのシェフを10年努め、探究のため単身渡欧し2年後帰国。帰国後、輸入食品メーカーを経て、現在キャンベルジャパン(株)で業務用スープのビジネスマネージャーに至る。一流シェフとの交流も多数。

高木ひろ子…いろいろな国のスープを食べ歩くのが趣味のフードスタイリスト。TVの料理番組、女性誌などで幅広く活躍中。
輸入食材って、ほんと、パッケージかわいい!
高木
輸入食材のパッケージって、とっても興味深いですよね。珍しいデザインやキレイな色使いなど、見ていて飽きません。
浅川
そうそう、僕も初めて海外に行った時のことを思い出します。見るもの全てが格好良くって、眩しかった。
高木
輸入食材のパッケージがあるだけでおしゃれな空間になりますよね。例えば輸入文具を扱ったショップなど、今でも若者に大人気ですもの。
浅川
日本にないようなイラストなども楽しいですからね。ところで高木さん、ボクの料理の撮影の時、演出用に輸入食材のビンなどを使ったりしてましたね?
高木
そうです。撮影には頻繁に使いますよ、輸入食材のパッケージを。ビン入りのものや缶づめなど、高級感やセンスを表現するのにぴったりなんですよ。
浅川
ヨーロッパでは加工食品はビン入りがまだまだ主流。捨ててしまうのがもったいないような何とも言えない味のあるビンなど、よくみかけます。田舎に行くとハンドメイドのワインのビンがあるんですよ、知ってましたか。
高木
えーっ、知りませんでした。ステキだわ!手仕事で作ったワインを、手作りのビンに入れるなんて、何と贅沢なのかしら!見てみたいわ!
浅川
以前私がフランスに居た時、ある田舎で飲んだワインのビンがとても気に入ってしまってね。「このビンはどこで手に入るのか」と聞いたら、店の人が作っている人を教えてくれて、そこまで訪ねて行ったことがありました。欲しいと告げると、倉庫の奥の方から探してきてくれてね。とても嬉しかったことを覚えています。
高木
ステキだわ、浅川さん!
浅川
ヨーロッパはビン社会ですから、良いものがたくさんあるんですね。グラッパ(お酒)のビンやバルサミコのビンなども、単なる調味料や酒を入れる道具ではなく、あきらかに観賞を意識していますね。ビンの中にガラスの人形が入っていたり、ビン自体がねじれていたりね。
高木
そういえば、フランスのスーパーマーケットでヨーグルトを買ったら、とてもかわいいビンに入っていました。2種類あって、ひとつはまるっこい透明のビン、もうひとつは茶色の陶器。どちらも持ち帰って、うちのお部屋の住人になっていますよ。
ビンのイラスト
スタイリストの高木さん、輸入食材のパッケージ、どう使ってますか?
ちょっと小物入れに・・・
浅川
高木さんはやはり、ご自宅でも輸入食材のパッケージを再利用しているんでしょうね?
高木
はい、もちろん!
浅川
スタイリスト的にはどんな使い方をするのかな?
高木
いろいろに使っていますよ。例えば一番簡単な使い方が、ソースやジャムの保存。自分で作った調味料を、ボンヌ・ママンの空きビンに入れたりしています。ご存知ですよね、ギンガムチェクの蓋がかわいいビン。これならそのまま食卓に出してもオシャレでしょ?冷蔵庫での保存も便利だし。フォションのはちみつのビンもお気に入り。ブルーのラベルと金の蓋でちょっと高級感が出ちゃいます。
浅川
ほー、アイディアですね。
高木
水に強いから、台所まわりに使うと便利です。輪ゴムを入れたりしてもいいし。また、小さなお花をちょこっと生ける花器として使ってもカワイイですよ。それから、フランスの茶色いお砂糖ありますよね、あれを入れてそのままテーブルに出したり、今流行している各国の塩を入れたり。
浅川
ビンはいろいろ使い道がありますね。
高木
チーズのパッケージもカワイイですよね。紙製のものや木製のものなどいろいろあるけれど、私はよく、お友達へのプレゼントのパッケージに使ったりします。大のお気に入りのエシレバターの籠は、カフェタイムの小さなお菓子入れに使ったり…。
浅川
ボクなんていつも捨ててしまっていたけれど、もったいなかったなあ。
高木
だめだめ、浅川さん。捨てるんなら私にくださいね!それから、自分のアクセサリー入れや、ショップカードの整理箱として、切手入れなどにも便利ですね。
浅川
ボクは買い物をした時の紙袋なんか取ってあるな。
高木
ブックカバーに使うとステキですよ!それからもうひとつ、ワインのコルクも忘れちゃいけないわ!はし置きやカラトリー置きに使ってもいい。そうそう、以前フランスの雑誌で見たんですけど、ワインのコルク貼り合わせて鍋敷きにしていましたよ!それから…。なーんて、あまりいいすぎると所帯染みて聞こえちゃうかしら!?でもホントにかわいいんですもの!みなさんもどんどん取り入れて、オシャレ生活はじめてくださいね!

スープフェチこぼれ話
缶詰めの元祖です! いわしの缶詰め昔話
いわしの缶詰めといえば、そうオイルサーディン。カナッペやパスタ、サラダ、ピザなど、使いやすさと美味しさで人気の缶詰めのひとつですね。このオイルサーディンが日本の缶詰めの原型だってこと、ご存知ですか?明治時代に初めて作られた缶詰めが、オイルサーディンだったそうです。日本の缶詰めの歴史はオイルサーディンから始まったんですね。
ところで最近は、オイルサーディンにもいろいろな味が出てきています。ピリカラ味やトマト味、ガーリック味など、使いやすく美味しいものがたくさん。ぜひ普段の食卓に取り入れてみて下さいね。ちなみに浅川シェフのお気に入りはピリカラ味だとか。

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