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Chef'sおしゃれスープトーク 世界の食卓 のぞき見隊 トルコ編 今月のゲスト アレンさん

台湾から中国まで、アジア各国の食事情をめぐってきたおしゃれスープトーク。今回は、アジアとヨーロッパの文化の交差点とも言わるトルコの登場です。案内してくださるのは、アレンさん39歳。日本でリフォーム関係の仕事をしながら、英会話喫茶店のマネージャーをされている方です。
トルコ編

トルコ料理は世界3大料理です!
トルコアイス
高 木 トルコ料理って、最近東京でもひそかなブームになっています。私はまだ行ったことはないんですけれど、野菜も肉も魚も豆も乳製品も、とにかくいろいろな食材をバランス良く食べるから、とってもヘルシーと聞いています。
浅 川 そういえば、あの伸びるトルコアイスも最近流行っているみたいですね。
高 木 あれ、始めて見た時びっくりしました!食べてみたら普通のアイスでしたけれど(笑)。
浅 川 トルコ料理、なかなか面白い食の話しが聞けそうですね。アレンさん、日本の食生活と比較して、大きく違うところはどんなところですか?
アレン 最も違うのは、トルコでは魚を生では食べないということろでしょうか。それから、お米を炊く時に、トルコでは必ずマーガリンやバター他の油類や塩を入れて、味付けをしてから炊きます。
浅 川 魚を生で食べるのは、ある意味日本独特の文化なんですね。他の国の回でもこの発言、とても出てきたものね。米を炊く時に油や塩を入れて味をつけるのは、ヨーロッパでもそうですよね。
高 木 サフランライスなどもポピュラーでしょ?そういえばトルコ料理は、フランス・中国と並んで世界3大料理と言われています。

中東・アジア・ヨーロッパ…様々な国の食文化が混ざってできた、トルコ料理
アレン ご存知の通り、トルコは中東・ロシア・黒海地方・東欧・地中海地方など、異なる文化圏のちょうど真中に位置する国ですから、トルコの食文化は、この地理的特徴を色濃く反映しているのだと思います。
高 木 すごい、なんだか歴史を感じるわ…。
アレン もともとの祖先は中央アジアから来た遊牧民だったようで、周辺一帯で食べられていた遊牧民の料理が、オスマントルコ時代に宮廷の厨房で発展し、洗練されたと言われています。
料理だけではなく調理法、テーブルセッティングやサービスに至るまで、多種多様な文化が反映されているんですよ。
トルコ

ヨーグルトの発祥地は、なんとトルコでした!
アイラン
高 木 以前テレビ番組で見たのですが、トルコの人って何でもヨーグルトをかけて食べてましたよ。それほどヨーグルトって国民食なんですか?やっぱりブルガリアが近いから…?
アレン わはは、実はヨーグルトの発祥地はトルコなんですよ!
浅 川 それは初耳ですね、驚きました。そういえば、野菜にヨーグルトをかけた料理を僕も見たことがありますね。
アレン ええ、僕も好きですが、焼いた野菜、例えばナスとか青唐辛子になどに、ヨーグルトをかけて食べますよ。トルコのヨーグルトは日本のものよりももっとこってりとしていて、表面に乳脂肪の膜ができています。とにかく良く食べるからキロ単位で販売していますよ。
高 木 そういえば、ヨーグルトドリンクに塩を入れて飲むんですよね…。なんだか想像がつかないけれど…。
アレン アイランといって、とってもよく人々に飲まれている飲み物です。日本ではヨーグルトドリンクは甘いと決まっていますから、びっくりでしょうね!

“トルコ料理といえば、シシケバブ!?”…続きはこちら


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