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第8回 おしゃれスープトーク
第8回イメージイラスト
おしゃれスープトークでは
アウトドアクッキング編
気持ちのいい季節がやってきました!長かった冬が終わり、世界は春一色。街にも河にも山にも新しい命が溢れています。さあ、太陽に輝く木々の緑と爽やかな風を味わいに、外へ出かけましょう。というわけで今回のおしゃれスープトークは、アウトドアクッキングがテーマ。お外でお洒落に美味しく食を楽しむ知恵が満載です。世界を股にかける美食家・キャンベルの浅川シェフと、テレビや雑誌で活躍中のフードスタイリストの高木さんに、さっそく教えてもらいましょう。今週末は、ピクニックッキングで決まりネ!
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浅川秀樹…フレンチのシェフを10年努め、探究のため単身渡欧し2年後帰国。帰国後、輸入食品メーカーを経て、現在キャンベルジャパン(株)で業務用スープのビジネスマネージャーに至る。一流シェフとの交流も多数。

高木ひろ子…いろいろな国のスープを食べ歩くのが趣味のフードスタイリスト。TVの料理番組、女性誌などで幅広く活躍中。

公園+バーベキュー+ビニールシートはもう卒業!
高木
浅川さん、いい季節になりましたね。ぽかぽかと暖かく晴れた日は、なんだかお家にいるのがもったいないような気持ちになります。
浅川
そうそう、こんな時期はどんどん外へ飛び出して、アウトドアで食事を楽しむべきですね。
高木
でも残念なことに日本では、外で食事というとどうしても‘お花見、おにぎり、ビール、日本酒、かわきもの’というイメージになってしまいませんか。
浅川
外国では、例えば公園で日光浴をしたり食事をするなどの‘アウトドア’の活動が日常的なんですが、日本ではまだまだ‘特別な日本的イベント’といった感覚なんですね。
高木
特別なものだからかしら、アウトドアというとみ〜んな印で押したように肉を焼きたがるのよね…。
浅川
はっはっはっ、バーベキューのことですか。確かに日曜のアウトドアおとうさんは、頭にバンダナ巻いてTシャツに汗かいて、バーベキューにビールですね、そういえば。
高木
もっとおしゃれにスマートにいきましょうよ。仕切り屋ハッスルお父さんと玉ねぎの輪切りはもう止めましょう。ゆったりと、余裕を持って、ね。
浅川
特別に構えるのではなく、もっとさりげなく、でもセンス良く、ですね。日常にあるものぱっぱっぱっと揃えて、気軽に出かけるのがカッコイイですものね。
高木
下に敷くシマシマのビニールシートもこの際よしましょう。ガサガサして座り心地も悪いし。断然布がオススメです。手芸屋さんに行くと、かわいい布がメーター300円くらいで売っていますから。それを敷いただけでもおしゃれ度は格段にアップですよ!切りっぱなしで充分。もしも気になるならピンキングばさみで切ればいいし、4枚の違う柄を組み合わせてパッチワーク風にしてもステキです。
浅川
ふむふむ。それはオシャレだ。世の中も不景気だから、お金を使わずに自然との関わり合いで遊ぶ。知恵者ですね。
第8回イメージイラスト2

卓上携帯コンロで
簡単クッキング!
チリコンカンタコスと一緒に!
鮭とブロッコリーのスープ
パンと一緒に!鮭とブロッコリーのスープイラスト
うわ〜、すごい!ピクニックッキング

浅川
例えば卓上携帯コンロを持って外に出れば…。
高木
うわー、それってすっごくいいアイディア!作りたての温かいものを外で食べられるじゃないですか!
浅川
最近はトートバッグに入れてしまえる程のサイズものものたくさん出ていますよ。外でスープを作って、洋風なべなんでいかがでしょう?
高木
いや〜ん、すてき!フォンデュパーティーもいいわ!携帯コンロがあるとグッっと可能性が広がりますねー。
浅川
そうそう、家でフランスパンと野菜を角に小さく切っていって、現地でチーズフォンデュして食べればカンタンですよ。大人同士なら、ここは白ワインを飲みながら…がいいですね。
高木
お酒を飲める人も飲めない人も楽しめる、というのも大切ですよね。
浅川
大人も子供も、お酒好きも下戸も、みんなで楽しまなくてはね。そうそう、キャンベルスープ缶はアウトドアには便利ですよ。
ここまでベースが出来ていれば、その中に何でも具を放り込めばいいんですから。『アウトドアでわざわざ何かを作る』という『一手間』が、実は楽しみの演出になりますからね。
高木
そういえばキャンベルスープの赤い缶も絵になりますね。置いておくだけで華やかになる。おしゃれ感があるし、赤は元気になる色です!キャンベルスープを使ったアウトドア料理で、カンタンに作れるものといったらどんなものがありますか?
浅川
そうですねえ、例えばチリコンカンはどうですか?
高木
ビールが進みそうですね!子供たちも喜びそう!他には?
浅川
鮭とブロッコリーのスープなどもいいでしょうね。素材の色合いもグリーンとピンクで春らしいですし。
高木
それ、いただき!
浅川
バブルなど、世の中にお金がふんだんにある時には流行らないのが、アウトドアなんですね。お金がないからこそ、『今日はお昼を外で食べようか?』と、その日の思い付きで有り合わせのモノを持ってとにかく出かければ、現地でアイディアが浮かびます。
高木
形から入らなくっても大丈夫、ってことですね。
浅川
そう、欧米人のように、『ピクニックに行く!フルーツ持って、バゲット持って、チーズ持って』それでいいんですよ。
高木
それに、アウトドアでは自然と触れ合える。疲れている現代の私たちには、とっても大切なことオアシスですね。さっ、私も今週末あたり、出かけようかしらん?

スープフェチこぼれ話
ピクニックッキングマル秘演出術
大前提。和には洋、洋には和を。

1.藤や竹の籠におにぎりはNG。

2.バゲットを日本手ぬぐいで包む。
3.フランスパンやワインを、トートバッグではなく木の籠に入れてみる。
どうです?オシャレでしょ?ちなみに、トリュフの入れ物って竹の籠なんですって。ご存知でした?そういえば、最近ちまたで密かな話題になっているらしい(おいしいんですって)フランスの本格派高級バター‘エシレバター’も木の籠に入っているんそう。高木さんはこの籠が欲しくって、何千円も払って業務用をご購入されたとか、しないとか…。高木さんもホントにオシャレな人なんですねぇ。

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