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第7回 おしゃれスープトーク
第7回イメージ図
おしゃれスープトークでは
カフェごはん・お料理実践編
カップ
好評をいただいているおしゃれスープトーク。前回の『おうちでカフェごはん』から続く今回は、いよいよ、カフェごはん・お料理実践編です。キャンベルのダンディシェフ・浅川さんと、フランス通の美食家スタイリスト・高木さんのおしゃれなお二人から、どんな斬新な、そして簡単な提案があるかしらん…。キャンベルスープがあれば、今日からあなたもプチ・お料理研究家よ! さあ、食の世界をじっくり楽しんでくださいねー。
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浅川秀樹…フレンチのシェフを10年努め、探究のため単身渡欧し2年後帰国。帰国後、輸入食品メーカーを経て、現在キャンベルジャパン(株)で業務用スープのビジネスマネージャーに至る。一流シェフとの交流も多数。

高木ひろ子…いろいろな国のスープを食べ歩くのが趣味のフードスタイリスト。TVの料理番組、女性誌などで幅広く活躍中。

キャンベルスープで
カフェ風ごはんへ大変身!!
クリームマッシュルームイラストクリームマッシュルーム編
粘度を調節しながら牛乳でのばす
ホワイトソースのできあがり!!
マカロニグラタン
ドリア
ホワイトソースもこれなら簡単にできちゃうわ!高木さんイラスト
キャンベルスープの裏定番で、
高木
さて浅川さん、前回のおうちでカフェごはんもなかなか反響があったようですよ。
浅川
カフェはブームも去って、すでに定着した感がありますのもね。みなさん興味があるはずですよ。
高木
では、そろそろお料理の実践編に移りましょうか。浅川シェフ、まずは何を教えてくださいます?
浅川
前回の‘スープフェチこぼれ話’で紹介したキャンベルの裏定番、『トマトスープ』と『クリームマッシュルーム』の取り入れ方をご紹介しましょう。このふたつ、実はキャンベルの代表選手なんですよ。何と言っても使いやすい。ここだけの話ですが、有名ホテルやレストランでもソースのベースとして使われているほどですから。
高木
プロも絶賛、それはすごい! でもまさか、水を加えて具を加えて、スープにどうぞって訳ではないですよね…。
浅川
スープで飲んでももちろん美味しいですけれど、それでは能が無い。このふたつのスープは、アメリカでは既によく使われているのですが、料理のソースに最適なんですよ。
高木
出汁をとって、煮こんで…と、ベースから本格的ソースを作るのは、日常の生活では無理ですもんね。家庭にないものを上手に取り入れる、これは賢い!
浅川
そう、例えばマカロニグラタンやドリアを作る時を思い出してください。小麦粉とバターを炒めてホワイトソースを作るのって、実は結構難しいでしょ?
高木
よく小麦粉がだまになっちゃって困るんですぅ。
浅川
そんなときにクリームマッシュルームの登場。牛乳を加えて粘度を調節すれば、そのままホワイトソースとして使えますよ。
高木
えーっ、ミラクル! キャンベルスープって、魔法のソースみたい!

トマトスープイラストトマトスープ編
粘度を調節しながら水でのばす
トマトソースとしてケチャップのかわりに!!
オムレツ・コロッケ・魚のソテー
ごはんにかけてもGOOD!
ケチャップをトマトソースに変えて、

高木
浅川さん、他の使い方も教えてくださーい。
浅川
では次に、トマトスープを。水を加えてのばすと、トマトソースとして使えますよっ。
高木
オムレツのケチャップをトマトソースに変えただけでもオシャレ。カフェごはん、その1。
浅川
それから、魚、鶏肉、ハンバーグなどのソースにも、コロッケのソースに使っても、一味違った食卓になりますよ。ケチャップをどんどんトマトソースに変えていったらいい。これだけでも家庭がカフェ風に大変身しますね。
高木
そういえば、白いご飯にホワイトソースやトマトソースをかけるだけで美味しい。カフェメニューでも良くみかけますが、これが結構いけるんです!軽やかに、美味しく、カフェごはんを楽しめますよ。
浅川
海の幸を白ワインで蒸して、トマトスープにクリームを入れたソースを加えるのもいいですよ。これは上級編の味ですね。そうそう、カネロニってパスタメニューありますよね。あれはトマトスープを牛乳やクリームで伸ばせば簡単にできます。
高木
ところで浅川さん、ソースに使うだけだとキャンベルのスープひと缶を使いきれないかも…。どうしたらいいんでしょう?保存はききますか?」
浅川
そうですね、缶を開けたものは早めに使いきってほしいけれど、例えば夕食はソースに使って、残りは缶から別の容器に移して冷蔵庫で保存し、翌日の朝食のスープに使いきる、これなら大丈夫ですよ。
高木
一晩くらいは冷蔵庫なら余裕で保存できるってことですね。ならウレシイ!

スープフェチこぼれ話
フランス本国に引き続き、日本でも大盛況を果たした映画『アメリ』。恋に人生に不器用な主人公と彼女を取り巻く人々を、モンマルトルに実在するカフェを舞台に、おしゃれに魅力的に、そしてちょっぴりシニカルに描いたチャーミングな作品です。(フランスではなんと、国民の4人にひとりは観ているほどの人気とか!)アメリの働いていたカフェ『カフェ・ドゥ・ムーラン』は、私たちにも馴染みの深い劇場『ムーランルージュ』から歩いて3〜4分の場所にあります。年末に訪れたら店の外にまで続く大行列!「えっ、映画公開以来すっごい人気だとは聞いていたけれど…」と覗いてみると、なーんだ、手前側にあるタバ(TABAC)の行列でした。フランスのカフェのほとんどは、店内にTABACが併設されています。
TABACはタバコ売場のこと。タバコだけでなく、スピードくじや切手、テレフォンカードやチョコレートなど、フランス人の生活に切っては切れないものが置いてあります。カフェがフランス人の日常である要因のひとつが、ここにも隠されているかもしれません。ちなみに奥のレストランも満席の盛況ぶり。ジャガイモのオープンオムレツは‘フランスのお母さん的’な味と見た目で、とっても美味でしたよ。余談ですが、このカフェのテーブルに置いてあった調味料入れがキッチュでかわいかったのでご報告。アルミのケースの中にガラスの小さなボトル2本とガラスの器2つがすっぽりと収まるものなのですが、素材といい作りといい、なんとも安っぽい、でもそれがかえっておしゃれなんですね。う〜ん、フランス文化の奥深さを垣間見た瞬間なのでした。
カフェ・ドゥ・ムーランMAP

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